中小企業診断士はオワコン!役に立たない・資格取っても無駄だからやめとけ!は本当か?レジェンド診断士 吉田雅紀さんと志師塾五十嵐和也さんに聞いてみた

ゲストに、
起業・創業支援を
30年以上行っている伝説の診断士
吉田雅紀氏
(「すき飯チャンネル」運営、72歳)と、
士業向けビジネススクール
「志師塾」代表の
五十嵐和也氏を迎え、
「中小企業診断士はオワコン・無駄・役に立たないというのは本当か?」
というテーマで、
キャリア形成における価値や、
AI時代における
診断士の将来性を本音で語り合っています。

1. 中小企業診断士は本当に「無駄」なのか?

結論:「その人による(全く無駄ではない)」

五十嵐氏は
「単に独占業務
(資格保有者しかできない仕事)
で安易に仕事をしたい人にとっては
違うかもしれないが、
『体系的な経営思考力を磨く』
という点において
これ以上ない最高の資格である」
と述べ、
自身の人生を変えた存在であると語っています。

吉田氏は42歳の時に、
自身の事業失敗による1億円の借金を抱え、
無職・フリーター同然で
前を向けない状況から、
「経営者としての自分を棚卸しする」
(理論武装する)目的で受験を決意。

結果、
過去の実践経験が
体系的な理論として
頭の中で整理され、
その後の創業支援ビジネスに
大きく繋がったと実体験を明かしています。

2. 「1,000〜1,500時間の勉強時間」のコスパ問題

診断士に合格する人が備えている「3つのバランス」

吉田氏は、
本当に価値ある診断士とは
「① 経営の体系知識」
「② 社会人としてのキャリア」
「③ 人間としての教養」
の3つのバランスが取れている人だと提唱します。

若い受験生は
「実務キャリア」や
「教養」の部分が少ない分、
ショートカットとして
「知識」をがむしゃらに詰め込み、
後から実務(経営やコンサルティング)をこなす中で
「あの知識はこういう意味だったのか」
とキャリアが追いつき、
点と点が繋がっていきます。

3. 年代別の診断士資格の捉え方(足し算と引き算)

若い世代(20代・30代)=「足し算」の発想

明確にコンサルタントとして独立したい、
コンサルファームに入って修行したいといった、
キャリアに新たな強力な武器を積み上げる
「足し算」として
資格取得を目指すべきです。

ミドル・シニア世代(40代以降)=「引き算」の発想

セカンドキャリアを意識し、
「将来なりたい理想の姿(ゴール)」から逆算して、
自分に足りない経営スキルや
社会的な信用というピースを埋めるために、
これまでの経験から
何を引き算(整理)して
「診断士」をはめ込むかを考えるべきです。

4. 行政や公的機関からの「強力な仲間意識」

吉田氏が独立当初、
大阪市の中小企業支援センターに
営業の電話をした際、
「中小企業診断士の吉田です」
と名乗っただけで受付から
「いつもお世話になっております」
と歓迎されたエピソードを披露。

国や地方自治体、
商工会議所などの公的支援機関にとって、
中小企業診断士は
「同じ目的(中小企業支援)を持つ仲間」
として最初から信頼の土台があるため、
アプローチや仕事の獲得が
格段にスムーズになります。

5. AI(人工知能)に診断士は代替されてしまうのか?

単なるデータ分析や書類作成などの
「手続き・マニュアル業務」
だけをやっている専門家は
AIに代替されますが、
診断士は負けないと吉田氏は断言します。

なぜなら、
コンサルティングの先には
必ず「人間」がいるからです。

不安を抱えた
中小企業の経営者の前に立ち、
対面で話すことで
「よし、元気が出てきた。
もう一回頑張ってみよう!」
と経営者の感情を動かし、
モチベーションを湧き立たせることは、
AIには絶対に不可能な
人間だけの領域だからです。

6. 受験生への強烈かつ有益なアドバイス

吉田氏「受験勉強中は友達を作るな」

吉田氏自身が
短期集中コースに通った際も
実践した鉄則です。

受験仲間を作ると
「あの問題はどう解くべきか」
など不要な情報に惑わされ、
自分のペースを乱されます。

また、本番の試験会場でも、
試験が終わるたびに
周囲と答え合わせをして
一喜一憂する無駄な時間と
メンタルロスを防ぎ、
自分の試験だけに
極限集中するためにも
「馴れ合いの友達は作らない」
(信頼できる戦友は後からできる)
と説きます。

五十嵐氏「モチベーション維持のために、名刺を先につくろう」

受験期間はモチベーションとの戦いです。

合格する前から、
自分の名前と
「将来やりたい事業内容や妄想」
を記載した
未来の名刺をデザインして、
それを見ながら
合格後の自分をニヤニヤと
脳内妄想して勉強に励むと、
折れずに走りきることができます。

 

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