こんにちは、ぽんずです。
今日は1次試験に合格してから
私が中小企業診断士登録を
行うまでについて書きたいと思います。
1次試験に合格してから登録までには
・2次試験(+口述試験)に合格するか
・養成課程を修了するか
2つのルートがあります。
大多数の方は前者で
合格して診断士登録をするのですが、
私は養成課程に通学して
診断士登録することになりました。
1回目は2次試験を受験したのですが
不合格となり、
翌年再チャレンジするか悩んだ末
一応見ておこうとタマタマ行った
養成課程の見学会で、
MBAも取ることができるという謳い文句に惹かれ
養成課程*を選択しました。
この頃は診断士を確実に取りたいというよりも、
MBAを取る方が主目的になっていました。
というのも診断士資格の受験目的が
「経営に関する知識をひと通り学ぶ」であったため
上位補完しそうなMBAに興味が変わりつつあり、
結果として診断士の資格がついてくれば良いかな
といった程度に考えるようになっていました。
結論から言えば、
養成課程では100本以上の
ケーススタディを行ったため
2次試験合格と同等以上の実力がつき、
さらにMBA修了を目指す人たちとの人脈もできたため
最後までやっただけの価値はありました。
ただコスパという観点からはおすすめはできません。
というのも養成課程は
機関ごとに定められたカリキュラムで進むのですが、
基本欠席すると即ドロップアウトになります。
また企業診断(実務補修に相当する実習)は
診断先の都合が優先されるため
平日になることが多く、
複数の実習が同時進行することもあります。
私は月に5日の有給取得が
2ヶ月連続したこともありました。
そのため自己啓発の目的で通うとしても、
業務との調整を含めてかなり強い意志がない限り
最後までやり遂げることはまず不可能です。
私はまだ20代だったため、
役職等はなく調整も楽でしたが、
企業勤めをしていた同期5人は、
3人が会社を退職(うち2人は在学中*に退職)して
独立診断士となることになりました。
*名古屋商科大学にて養成課程コースを学ぶ