こんにちは、ぽんずです。
今日は予備校活用の是非について
少し書いていきたいと思います。
私は法務部門への異動をきっかけに
中小企業診断士の学習を
スタートすることになったのですが、
試験を受験してみようと思いたったのは8月
くしくも1次試験は終わってしまっていたため、
翌年の1次試験受験を目標に
試験学習をスタートすることにしました。
学習期間は十分あったため
予備校については学習開始前に
ひと通り調べてみましたが、
営業時代に飲み歩いていた自分には
予備校に通う余裕資金などあるはずもなく、
半強制的に独学とならざるを得ませんでした。
「中小企業診断士試験は難関資格なので予備校を利用した方が良いでしょうか?」
ということを良く聞かれますが、私の意見は
「1次試験はどちらでも良い、ただし2次試験は予備校か通信講座を活用した方が良い」
と思います。
試験の全体像についてきちんと理解していれば
独学でも合格することは
十分可能な試験と思いますが、
独学のつらいところは学習仲間がいないこと、
学習のペース配分を
自分で決めねばならないところです。
また、2次試験は記述式の試験となるため
自身の解答を添削してくれる人がいないと
なかなか自分の立ち位置を
正確に測ることが難しく、
独学はなかなか難しいと思います。
私は受験生時代、
塾には通わなかったので
なんとかなるだろうと思ってはいたのですが、
大学受験以降
まともに勉強をしなくなっており、
学習を始めた頃は1時間座っているだけでも辛く、
自分のペースをつかむまでに相当苦労しました。
その点、予備校を利用して合格した方の話を聞くと
カリキュラムがしっかりしているため、
ペースが分からないということは少なく、
周りに同じ仲間を持つ受験生がいるため、
勉強方法の相談をしたり教えあう等して
相手から刺激を受けることも多かったそうです。
ただし、講義がメインになってくると
勉強した気になってしまいがちであること、
予備校に通っていてもいったん消化不良を起こすと
ドロップアウトする人も出てくるようなので、
結局は「なぜ診断士になりたいのか?」
に対する答えを
自分がしっかりと持っているのか
が大事になるのだと思います。
私は中小企業診断士の取得後どうなりたいか
までは考えていませんでしたが、
「経営全般に関することをひと通り学びたい」
という思いだけで学習をしていました。
このようにあいまいすぎると
試験が不合格となっても
「ひと通り学習したから終わり」と
理由をつけて学習を辞めることも可能ですが、
私自身は1度やり出したら
最後までやり遂げる性分であることを
良く理解していたので
この目標設定で十分でした。
とはいえ、このあいまいなゴールのせいで、
登録後、私の人生も予期しない方向に
向かっていくことになるのですが、
それについてはまた追って
書いていきたいと思います。