こんにちは、
中小企業診断士の「ぽんず」と申します。
中小企業診断士の資格を取得してから
3年目を迎える企業内診断士です。
(2017年4月に診断士登録)
この記事では、
私自身が中小企業診断士を目指したきっかけから
実際の試験勉強の方法、
取得後の活動、
中小企業診断士と聞いて
よく言われることについて、
私なりの体験談を交えながら、
いろいろと書いていきたいと思います。
もしこのようなことが知りたい
といったテーマがあれば、
経験談を交えながら書いていこうと思いますので、
ぜひご意見よろしくお願いします。
さて、初回は私自身が
中小企業診断士を目指すことになったきっかけですが、
きっかけは社会人3年目に起きた
法務部への異動でした。
新卒から3年間
東京で関東地区の法人営業に邁進し、
ようやく営業が板につき始めたころ、
ジョブローテーションの一環で
名古屋の法務部門に異動となりました。
定時まで外回りをして、
首都高速の渋滞にはまり
残業だらけの営業時代から、
デスクワーク中心の間接部門への異動は、
「部署が変わればここまで変わるか」と感じるほど
働き方も変化しました。
基本定時で帰ることができる部署ながら、
見知らぬ土地で飲みに行く相手もおらず、
自宅と会社を往復する毎日、
時間を持て余す寂しい日々が続いていました。
加えて、定時に業務を終了できるものの、
業務は頭を使う業務なので、
「考えるな、感じろ」と
脳みそきんに君だった営業時代とは異なり、
違う意味で疲れる始末。
自身のふがいなさ、スキルのなさに
異動してすぐ気づかされることになりました。
「このままではまずい」
「何か身につけなければ」
と思うようになり、
当時、部内で業務と親和性の高い
民間資格の受験が必須となっていたため、
そちらの勉強をしながら
どうせ資格の勉強をするなら
他にも差別化できる資格を持ちたいなと思い、
良さそうな国家資格を調べたところ
中小企業診断士の存在を知りました。
受験科目の多さや
2次試験まで含めた合格率の低さから
中途半端な気持ちでは続かないため
尻込みしかけましたが、
1次試験はマークシート
2次試験は記述式
とまるで国立大学を受験するような試験内容を見て、
私立文系の私が受験生時代のように
本気で勉強してみるのもありかなと思い
勉強をスタートすることにしました。
私の場合は受験当初、
学習意欲が高まっていたので
最後まで息切れすることなく
勢いで乗り切ることができましたが、
受験動機の設定を間違えると
最後まで続かないですし、
目的を見失って
多年度受験になっている方も良く聞きます。
学習を始める前に可能な範囲で
目的などを具体化しておくと、
最後まで頑張れるかと思います。