- 2019/09/21
大手IT企業(SIer)で
営業マネージャーを務める傍ら、
副業(兼業)で
顧問や経営コンサルティングを行う
40代の男性が、
資格を目指した生々しい挫折経験、
40代から逆算するキャリアプラン、
副業診断士のリアルな収入と
稼ぎ方について
非常に現実的な視点から語っています。
💼 現在の仕事内容(本業・副業)
本業
大手IT企業(SIer)にて
営業マネージャーとして勤務。
副業(兼業)
会社の正式な許可を得て活動。
現在、
顧問先企業を2社抱えているほか、
診断士協会や公的機関からの依頼で、
業績が苦しい中小企業への助言・支援を行っている。
自身のバックボーンを活かし、
ITシステム導入、
Webを活用した販路拡大、
補助金申請、
下請法対応のアドバイスなどを得意とする。
🎯 中小企業診断士を目指した「手痛い挫折」
40歳頃、
大手電機メーカーの
サプライチェーン提案を担当し、
実績もあって自信に満ちていた。
ある時、
役員に素晴らしい提案を行い
手応えを感じたが、
後から
「内容はいいけれどオタクには頼めない」
と断られた。
理由を尋ねると、
「もしこの提案で失敗したとき、
責任を取りたくない。
あなたが中小企業診断士の資格を持っていたり、
本を書いたりしている専門家であれば、
上の人間に
『このプロがこう言っているから採用したい』
と言い訳ができるんだ」
とザックバランに告げられた。
「〇〇会社の私」という看板ではなく、
自分自身の
「個人の信頼(盾となる武器)」
が必要だと痛感し、
その役員が口にした
「中小企業診断士」の取得を決意した。
⏳ 朝と昼のスキマ時間を駆使した勉強法
営業職のため
夜の付き合い(飲み会など)があり、
夜間の勉強時間を固定するのは
不可能だったため、
朝と昼に集中しました。
朝と昼のルーティン
毎朝7時に出社し、
始業前に1時間の勉強。
昼休みは食事をサッと済ませて
30分の勉強。
科目ごとのアプローチ
独学だと得意科目ばかりやりがちだが、
TACの教えに従い科目特性に合わせた。
苦手な「財務・会計」は
「1日5分でもいいから毎朝触れる」ことを徹底。
暗記系の科目は
電車の行き帰りのスキマ時間をフル活用した。
📅 40代から逆算する超現実的なキャリアプラン
男性の勤務先は
55歳で役職定年となり、
給与が大きく下がる仕組み。
そこから逆算して、
40代前半での挑戦が必須だったと語っています。
試験合格・登録までに2年
+
資格取得後にプロとしてお金をもらい、
納得のいく仕事ができる(独り立ちする)までに
4〜5年
=
計6〜7年はかかる。
41歳で勉強を始め、
何とか50代前に軌道に乗せられれば、
55歳の役職定年で
本業の給与が下がっても、
副業の収入でカバーして
生活水準を維持できる。
さらに、
60代・70代の「第3の人生」へ
フルスロットルでシフトする土台ができる。
「取ったらすぐ美味しいことがある」
と思っている人が多いが、
そんなに甘くない。
数年単位の長期的なスパン
(人脈構築も含め)
で人生設計を描くべき。
💰 副業診断士の「リアルな収入事情」
フルで独立して、最初の地盤がない状態
年収700万〜1,200万円程度。
ただし、
すべての資料作成や営業に時間を奪われる。
本業をやりながらの副業診断士
最初の1〜2年は
数万円〜数十万円(二桁万円)。
3〜4年目でようやく
年間3桁万円(100万〜200万円)に届くくらい。
土日や有給休暇を使うため、
時間的な限界がある。
それでも
「サラリーマンのボーナス1〜2回分」
の副収入になり、
役職定年後の目減り分を補うには
十分な金額になる。
⚖️ 本業と副業のバランスの取り方
プロとして仕事を受ける以上、
サラリーマン感覚の
「これくらいでいいや」
は許されない。
本業に支障(レベル低下)を出さないよう、
官公庁の仕事が忙しい時期などを把握し、
年間スケジュール(2本のスイムレーン)を見比べながら、
無理のない範囲で仕事を取捨選択している。
🌟 受験生へのメッセージ
日本の会社員は、
資格を『取ったらゴール』と考えがちですが、
診断士はそこからがスタートです。
ただ、10年・20年のスパンで人生を描いたとき、
会社でのモチベーションがくすぶる時期が来ても、
『自分には会社以外にも頼られる違う道がある』
と思えることは、
精神的にものすごい救いになります。
診断士は50代、60代、70代になっても
一人の個人として輝ける資格です。
まずは長期的な目線を持って、
とにかく今すぐ行動を起こしてみてはいかがでしょうか
と、
非常にリアリティと重みのあるエールを送っています。