1次試験の学習方法(総論)
こんにちは、ぽんずです。
今日は私が1次試験に向けて
実際にどのように独学を進めて
いったかについてご紹介していきたいと思います。
私は費用面から
予備校の通学を断念したわけですが、
診断士試験はテキスト・問題集なしで
合格するには至難の試験です。
予備校調査をした時に調べた
1次試験用のテキスト・問題集を書店で探し
パラパラとめくりながら、
最終的にTACの
「スピードテキスト」
「スピード問題集」
を一式揃えることにしました。
1次試験の受験科目は7科目もあり、
1科目を1周させるだけでも大変な学習量です。
ボーナスを使い果たしていた私には
2冊×7科目=14冊、
約3万円の出費ですらなかなかの負担でしたが、
背に腹は代えられないので大人買いしました。
私はテキストを読んでも
頭に入りにくいタイプだったので、
基本的な学習スタイルは、
問題を解いて解説を読み、
テキストで該当箇所を調べて
マーキングする方法をとりました。
もちろん最初は分からない問題の方が多いので
勘で解くような問題も多かったですが、
進んでいくうちにテキストが順調に汚れていくので
マーキングの多いトピックから
テキストを読むようにしていました。
このような学習スタイルがとれたのは、
私は大学が経営系の学部であったため
全くの初学科目が
「運営管理」
「経営情報システム」
「中小企業経営・政策」
の3科目と少なかったことが大きいと思います。
さすがに初学の3科目は
問題演習から入ると演習の意味がないため、
テキスト→問題集の順番で学習をしました。
科目の学習順については
あまり意識していませんでしたが、
「中小企業経営・政策」は
暗記の要素が多いと感じたので、
直前期まで力を入れて対策はしていませんでした。
また、学習していると
科目の得意不得意が出てくるので、
この時期はあまり気にせず
インプットを進めていけば良いと思います。
ただ「財務・会計」
「企業経営理論」
「運営管理」などは
2次試験とも密接に関わるため、
たとえ苦手科目であっても
しっかり学習すべきです。
また、社会人の方は勤務されている業界によっても
科目の得意不得意が変わってきます。
私は流通業の間接部門にいたため
「運営管理」のイメージがわかず
最後まで苦手科目のままでしたが、
製造業に勤める診断士仲間は
得点源だったようですし
IT系に勤務する診断士仲間は
「経営情報システム」は
易しい試験だと良く聞きます。
学習を進めながら
ご自身にあった戦術をとっていくことが重要です。