学習範囲が広い一次試験てすが、
この7科目の皿回しをどのように回していくか
受験生の悩みの種かと思います。
【このツールだ】
今は様々なツールがありますが、
自分が受験していたときに劇的に効果をあげたのが
「マインドマップ」でした。
中小企業診断士の受験生には、
マインドマップを使っている方が
多くおられると思いますが、
自分も使ってみました。
【マインドマップの効果】
「マインドマップとは」については、
Google先生に解説をお任せしますが、
ここでは、マインドマップがどのように
診断士の受験に役立ったかを
お伝えしたいと思います。
なかなか理解が進まないうちは、
いろんな問題集やツールに目が行きましたが、
「理解」の段階と
「記憶」の段階の
それぞれで効果の上がったのが
「マインドマップ」でした。
【理解の段階:全体概要を掴む】
中小企業診断士の科目は、
一次試験で7科目となっていて、
これだけでも膨大な範囲ですよね。
これを闇雲に学習を始めると、
先の見えないトンネルを進むことになるので、
まずは、全体概要を掴むために1科目1枚で、
マインドマップを作成しました。
(自分の場合は、A3程度の方眼紙を使いました。)
全体像のマインドマップは、
テキストの目次から起こしても良いと思いますが、
ただ書き写すのではなく、
考えながら書くことが重要です。
自分の場合は飽きっぽいので、
頭に入りやすいように、
面白おかしいことを
イラストやコメントを入れるなど
工夫していました。
これをやることで、
自分が今後何をすべきかの
鳥瞰図ができるのです。
【理解の段階:作成テーマを絞る】
全てのテーマを作りたくなりますが、
学習ポートフォリオを考えると、
マインドマップを全て作成する必要はないと思います。
ご自身で得意な科目、
不得意な科目があると思いますし、
科目の中でも理解しやすい項目と
そうでない項目があると思います。
自分の場合は
・日商簿記2級
・第二種情報処理技術者(今の基本情報処理)
・初級シスアド(今のITパスポート)
を取得していましたので、
自分の理解している項目の作成は省きました。
また、自分の場合は
TBCの問題集や過去問集を
何回転もやり込みましたが、
問題集だけで足りる科目についても
マインドマップの作成は省いています。
ご自身の状況に合わせて、
「選択と集中」を行うことですね。
【理解の段階:テーマ毎の理解を深める】
作成するテーマを決めたら、
理解を深める必要があるマインドマップを
整理しながら作ります。
疑問に思ったことは
都度追加できるのが
マインドマップの利点ですので、
作っている過程で
疑問点はとりあえずブランチを引いておき、
調べられた段階で仕上げます。
また、学習していく過程で気づきがあれば、
都度、マインドマップへ追記していきます。
【記憶の段階:皿回し〜試験直前の段階】
一次試験直前の段階では、
特に、短期スパンで全ての科目を
皿回しをしなければなりません。
そこで役立つのが、
作ってきたマインドマップです。
マインドマップは
見直しをするにも最適なツールで、
直前でも理解が不足している事項があれば、
さらにマインドマップに追記することで
安心感が生まれます。
もちろん、マインドマップだけではなく、
問題集や過去問などの回転も必要ですが。
【試験当日】
一次試験の会場には、
このマインドマップを
是非持っていくことをお勧めします。
今までの学習の集大成ですから、
自分がやってきたことを信じて、
それを試験直前にも見直すことで、
心も落ち着きます。
詳しくは書けませんでしたが、
分かってもらいやすいように書いてみました。