こんにちは、ぽんずです。
今日は1次試験学習における
基本戦略について書いてみたいと思います。
中小企業診断士の1次試験は、
7科目トータルで
60%以上取ることができれば合格ですが、
1科目でも40%を下回る科目があると
即不合格となってしまいます。
そのため、苦手科目であっても
4割は得点しなければならず、
全く学習しないということはできません。
よって苦手科目は得意科目で
カバーすることが
基本的な戦術となりますが、
足切りにならないよう
各科目満遍なく
学習を進めていくことが必要になります。
さらに1次試験は年度によって
科目の難易度が大きくバラつくため、
得意科目が難化し、思った以上に点がとれず
稼ぎ頭がなくなってしまうことがよくあります。
得点源となるはずの科目で
出来が悪かったとなると
あとの科目に引きずってしまいますので、
濃淡をつけて学習するとしても
あまり苦手科目を
決めうちしすぎないことが重要です。
私の苦手科目は
「運営管理」と
「経営情報システム」でした。
特に「運営管理」は
イメージが沸かない論点が多かったため、
定番問題は落とさず確保して
5割を確保する守りの戦略をとり、
得意科目の「財務・会計」と「企業経営理論」で
カバーする計画をたてて試験に臨んだのですが、
本試験では「財務・会計」が難化し
予想以上に得点することができませんでした。
逆に「経済学」の試験が
前年から大きく易化したため
こちらで想定以上に貯金を作ることができました。
最近は難易度が安定している科目が多くなっていますが、
平均点が高止まり傾向の科目は
いつ牙を剥くか分からないので注意が必要です。
また、この時期は科目の理解を深めるため
親和性が高そうな民間資格の勉強を探して
受験していました。
経営法務では
「ビジネス実務法務検定」
「知的財産管理技能士」
経営情報システムでは
「ITパスポート」といった感じです。
「販売士(リテールマーケティング)試験」の学習は
1次試験と全般的に親和性が高かったのでお勧めです。